SVP-Ax300シリーズ | 画像認識ソリューション | マクセルフロンティア株式会社

SVP-Ax330CL

スタンドアローン動作が可能な名刺サイズの小型ボードで、画像認識を気軽に導入できる低価格モデルです。
ハード化された画像処理コアを特長として、自社設計・開発をおこなっています。
標準品をベースとしたカスタムやお客さま固有のIF基板製作、小型化や筐体組込みまで、幅広くご相談いただけます。

超コンパクト画像認識ボード
・小型マシンビジョンに最適な超コンパクト設計（100mm×60mm）
・名刺サイズに、カメラ入力、LAN、RS-232C、I/O、SD映像出力を搭載
・画像認識を気軽に導入できる低価格モデル

カタログ仕様詳細

円形対象物（コインやペットボトルの蓋など）に対し、角度に関係なく判別や検査などの処理をおこなうことができます。

自動車にも採用される信頼性の高いアクセラレータを使用。
4つのハード化された画像処理コアと4つのCPUコアを搭載し、ソフト処理とは違うリアルタイム応答性を実感いただけます。
また、画像認識アクセラレータを搭載したカスタム画像処理ボードも受託可能です。

カメラの歪み補正や合成、極座標変換などを処理する２つの専用エンジンを搭載。
歪みの大きいレンズ収差や円周上の文字の読み取りなど、重い補正処理もハード化されたエンジンにより、安定した高速処理を実行できます。

プリフェッチ映像入力やマルチコア処理、2画素並列処理などを使用し高速処理が可能です。
処理タクトの厳しい検査業界でも数多くご利用いただいています。

FA業界においては、24時間稼働で処理遅延も許されないシビアな世界も多々あります。
PCではサイクルの早いモデルチェンジやOSのアップデート、消耗品の故障などさまざまな問題が危惧されます。
マクセルフロンティアの製品はメンテナンス性にも優れ、過酷な環境でも長期安定してお使いいただけます。

お客さまの用途毎に使用環境はさまざまです。
マクセルフロンティアでは、ハードウエアの設計開発から筐体設計、製造もすべて自社でおこなっています。
高い設計技術を用いて、製品開発を行うとともにお客さまに合わせたカスタマイズも受託しています。

専門メーカーの高い技術とサポートにより、最適な組み合わせを提供いたします。
マクセルフロンティアでは、カメラやレンズ、照明、ケーブルなど、専門メーカーと連携し、選定・購入のお手伝いをさせていただきます。

カメラメーカー	株式会社日立国際電気、ソニー株式会社、株式会社CIS、オムロンセンテック株式会社、竹中システム機器株式会社他
レンズメーカー	株式会社VSテクノロジー、株式会社モリテックス、株式会社東京パーツセンター他
照明メーカー	株式会社ユーテクノロジー、株式会社モリテックス、株式会社レイマック他
カメラケーブル・ハーネスメーカー	ダイトロン株式会社他

CPU	SH-4A
メモリ	フラッシュ 64MByte システム/画像メモリ 256MByte
画像処理	専用画像認識アクセラレータ
映像入力	CameraLink(1)(2) 1CH NTSCモノクロ/カラー 4CH
映像出力	アナログRGB 1CH
外部I/F	Ether (100/10BaseT/Tx) 1CH　　 RS-232C 3CH デジタルI/O 入力4CH 出力4CH SDカード 1CH
寸法	100mm×60mm
電源	DC+12V(*3)

(*1) CameraLink Base Configuration
(*2) PoCLインタフェース
(*3) 別売り型番:SA-35094-N2

SVP-Ax330SDK	ソフトウェア開発キット
SHCコンパイラ Ver9	SHマイコン用クロスコンパイラと統合開発環境(Hew)
Microsoft Visual Studio	VS2005以降 (必須ではありません)
PEG SDK	GUI生成ツール (必須ではありません)