はじめに
前回 の画像処理の記事では、はじめて「ムラ太の画像処理クイズ」を出してみました!
ツッキーくん、しっかりと復習はできましたか?
過去の記事を読んで復習しましたけど、もう少し時間をかけて理解したいですぅ。
ところで今日はどんな問題なんですか?
「画像処理検定」の対策にも役に立つかもしれない問題を出していきますよ!
2値化の応用にも必要な内容なので、ついでに覚えてくださいね。
すぐに先輩に追いつけるように、今日も頑張りますぅ!
ムラ太の画像処理クイズ:問題1
初めは用語のおさらいからです。
図のような画像の画素値ごとの個数をグラフ化した「表A」は何と呼ぶでしょうか?
ムラ太の画像処理クイズ:問題2
さて、次は実践に近い問題です。
ある被写体を撮影したモノクロ画像があります。この画像の画素値と個数をグラフ化すると「表B」のようになりました。
「表B」から予測できるモノクロ画像の特徴はA~Dのどれでしょうか?
ムラ太の画像処理クイズ:こたえ
問題1のこたえは「C.ヒストグラム」でした。画像の「濃度ヒストグラム」とも呼ばれます。
ヒストグラムから得られる情報は、例えば「大津の2値化」のしきい値を求める際に使われます。
続いて問題2の答えは「B. 全体的に暗く、見にくい画像」でした。
画素値が0(黒)に偏っていることから全体的に暗い画像であることが分かります。
また、画素値の範囲が狭くコントラストも低いため、とても見にくい画像となります。
まとめ
今回は画像を見ずに、グラフから特徴を予測する問題だったので難しかったですぅ。
パンタグラフもクラムチャウダーも画像処理とは関係ないので間違わないようにね!
でも、前の記事を見たらムラ太先輩は「クラムチャウダー」って言ってた気がします。
おっと!そんな時もありましたねぇ。
こんなやり取りを書いていたらお腹が空いてきたので、また次回!
-
今回の問題に関する詳細な解説は「画像の2値化(大津の2値化)」や「画像のヒストグラム」記事を見てください!