はじめに
前回はRGBの他に、色表現の一つにHSLがあるということでしたよね。
ファルコ先生が言っていたHSVの色表現も興味があります。
興味を持ってもらえてうれしいです。
それではHSVの話は、また別の機会に紹介しますね。
以前に紹介した画像検査システム(カメラ) のベイヤー配列についての話をしますよ。
あっ。それも気になってました。タグホイヤーとベイヤーの違いについてですね。
はい。それはまったく違うものですので説明は省略しますね。
それではベイヤー配列について説明していきますよ。
ベイヤー配列とは
ベイヤー配列は、カラーカメラに使用される撮像素子の画素配列の1つです。(関連記事:画像検査システム(カメラ))
縦横2×2の画素にR,Bを1画素、Gを2画素配置した並びになります。左上の画素がR,G,Bの違いで4つのパターンがあります。
1画素に対してR/G/Bのどれか1色が配置されます。
ベイヤー変換とは
ベイヤー変換とは、ベイヤー配列の画像(8bit/画素)をカラー画像(24bit/画素)に変換する方法です。
ベイヤー変換を行うために、まずはベイヤー配列からR,G,Bの3つの画像に分解して考えてみましょう。
それぞれで色情報がない画素は、周辺画素から画素値を補間します。
例えば下記の場合、周辺の4画素の平均値を計算し中央の画素値とします。
また、周辺が2画素の場合は、下記のように2画素の平均値を計算し中央の画素値とします。
このように、すべての画素について計算を行いカラー画像に変換します。
まとめ
なるほど~面白いです。
ところでベイヤー配列のメリットは何ですか?
いい質問だね。
ベイヤー配列は、RGB3枚の撮像素子を使用するカメラと比較し、構造が単純にできコンパクトになるので、多くのカメラで採用されているんですよ。
よくわかりました。ありがとうございます。ところでタグホイヤーとベイヤーの違いは、、、
それは自分で調べてみてね。。。
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ベイヤー配列とは、画素の色の配置パターンの1つである。
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ベイヤー変換とは、ベイヤー配列の画像をカラー画像に変換することである。