はじめに
前回は「排他的論理和」で間違い探しをしました!
画像処理で間違い探しするよりも自分で見つけた方が早かったです。
しっかり実践して素晴らしいですね。
それでは、今回からは白黒画像に特化した画像処理の説明をしていきますね!
白黒画像ということは、2値化と関係のある処理ってことですね!
2値化してさらに画像処理をかけるということでしょうか。
その通り!今回の内容もすごく便利な手法なので、しっかり覚えていってくださいね!
2値画像の膨張・収縮処理とは
膨張・収縮は、2値画像の白画素領域を増減する処理です。
膨張処理は白画素領域を増加し、収縮処理は白画素領域を減少させます。
図は膨張処理の演算イメージです。
変換画素と周辺画素に白があれば、白に変換します。白が無い場合は変換されません。
この処理を全画素に対して行います。
収縮処理の場合は、変換画素と周辺画素に黒があれば、黒に変換します。黒が無い場合は変換されません。
この処理を全画素に対して行います。
周辺画素3x3の場合で説明しましたが、図のような周辺画素パターンで処理する場合もあります。
2値画像の膨張・収縮処理をやってみよう
2値画像の膨張・収縮処理を実施してみましょう。
まとめ
2値画像に対して、白を膨張させたり収縮させたりするってことで理解しました!
これってもしかして、ノッキー先生の自己紹介で言っていた手法じゃないですか?!
お、よく気が付きましたね!
横方向の収縮処理で私のシルエットも多少はスリムになったかな?
う~ん、そこは画像処理じゃなくて運動をがんばってください!
それはそうと、「画像N」のノッキー先生が、どこかで見たことあるような・・
少しずつ○○○13に見えてきちゃいました。
画像処理を学ぶ時は、つまらんおしゃべりをしているひまに手を動かすことだ・・・。(ノッキー13)
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膨張処理は周辺に1画素でも白い画素があれば白に変換する処理である
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収縮処理は周辺に1画素でも黒い画素があれば黒に変換する処理である