自動車LEDヘッドランプ用レンズ開発事例
自動車用ヘッドランプは厚肉形状のため一般的には成形サイクルが長いと言う課題を抱えています。当社はこの課題に対して2003年から開発に着手し、液晶プロジェクターで確立した自由曲面補正技術と精密多数個取り成形技術を駆使しハイサイクル化を実現しています。
- 独自開発の配光シュミレータにより設計偏差の配光影響を分析し短期開発を実現
- 超精密レンズ駒加工技術とレンズ駒磨き匠技術によって高精度、高品質な金型開発を実現
- 独自の開発金型とレンズ事業30年以上の歴史で培った成形ノウハウで高性能な多数個取化を実現
- 成形再現安定性と自由曲面評価および補正技術からなる厚肉レンズのハイサイクル化を実現
独自開発の配光シュミレータ
自動車LEDヘッドランプ用レンズ成形品
自動車用ライトガイド開発事例
自動車用ヘッドランプやテールランプはLED化が加速しておりデザイン性とDRL(Daytime Running Light:昼間点灯)機能による視認性といった安全性の面からも普及が加速しています。
このライトガイドは単一の光源からパイプを面発光させるものでありパイプ表面に微細な光学パターンが施されています。国内で初めて量産化を実現した当社の金型には下記要求を満足させる精密微細加工技術を用いています。
このライトガイドは単一の光源からパイプを面発光させるものでありパイプ表面に微細な光学パターンが施されています。国内で初めて量産化を実現した当社の金型には下記要求を満足させる精密微細加工技術を用いています。
- 機械加工面で面粗さRa100 nm※以下、パイプ全体でバラツキがないこと(※100nm=0.0001mm)
- 発光効率を上げるため微細な光学パターンは可能な限り最小Rとすること
ライトガイド金型
ライトガイド成形品
機械加工中(UVM)
耐熱光学樹脂レンズ開発事例
耐熱樹脂を用いたリフロー対応レンズ(用途:LED、小型カメラ)
(熱可塑性樹脂レンズと同様なレンズ作製が可能)
(熱可塑性樹脂レンズと同様なレンズ作製が可能)
特長
- 樹脂:シリコーン(ハード、ソフト)、エポキシ
- リフローに対応(~300℃)
- 紫外光に対する優れた耐光性
- 光学性能向上(集光/拡散)のための微細構造(フレネル、拡散構造)形成が可能
- 弊社で光学設計から対応可能
- その他プラスチック材料(アクリル、ポリオレフィン等)、ガラスモールドレンズも対応
- 球面/非球面レンズ
- 自由曲面レンズ
- 楕円レンズ
- フレネルレンズ
- 可塑性部品との複合成形レンズ
- アレイレンズ
フレネルレンズ
アレイレンズ
複合成形レンズ