はじめに

前回 はブログ1年を振り返った総集編でした。
2022年もブログを盛り上げていきましょう!

はい!今年もよろしくね!

今年の初回は何を教えていただけるんですか?

そうね、今までの画像処理の話は平面画像についてだったわね。
今回は、カメラで距離を測定する方法についてを話しますよ!

カメラで距離を測定するってことは3Dのお話ですね。とても興味深いです。
カメラで距離を測定する方法
カメラには画像データを取り込むものだけではなく、物体までの距離を測ることができるカメラがあります。

カメラで距離を測定する方法には、ステレオカメラ方式やToF(Time of Fligt)カメラ方式があります。

ステレオカメラとは
ステレオカメラは、2つのカメラで撮った画像の見え方の違いをもとに、画像処理によって物体までの距離を計算します。(この方法は、ステレオビジョンやステレオ視と呼ばれます。)
横に並べた2つのカメラの画像を見比べてみると、それぞれ物体の見え方(位置)が異なることが分かります。

これらの2つのカメラで撮像した画像から視差を求めることができます。
ステレオカメラでは、カメラ間の距離と視差から物体までの距離を求めます。

ToFカメラとは
ToFカメラは、カメラから光を照射し、その光が物体に反射してカメラに戻ってくるまでの時間を測定して距離を求めます。

ステレオカメラとToFカメラの特長
ステレオカメラは画像処理と計算によってリアルタイムに距離を測ることができ、自動車の安全運転支援システムなどで使われています。
ToFカメラは画素値が距離を示すデータのため、画像データだけで立体形状を把握することができます。

まとめ

ステレオカメラは前を走る車との衝突を防いだり、車間距離を保つのに使われているんですね。

車だけでなく、距離を測る場面でいろいろ利用されているのよ。

画像認識は奥が深いですね。
”画像ブログで人気者になれますように!”、って初詣祈願してるどころじゃなかったです。

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今年も頑張ってちょうだい!
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ステレオカメラは2つのカメラの画像を使って物体までの距離を計測する。
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ToFカメラは照射した光が物体に反射して戻る時間から距離を計測する。