来週の2021.6.9(水)～11(金)は画像センシング展2021ですね。
出展するんですよね？
はい！もちろん安全・予防対策は万全にして出展しますよ。
そういえば、展示会準備でブログ記事がまだ完成していないんだよ。
そうでしたか。それでは私が復習の意味で、まとめ記事を作ってみますよ！
無計画に記事を作ってたら順番バラバラなので。。
おっ、とても助かるよ。宜しく！！
記事数の多い画像のフィルタ処理あたりが良いかもね。
了解しました！
それでは、今回は画像のフィルタ処理についてまとめていきます。
画像のフィルタ処理について
画像のフィルタ処理は画像検査を安定して精度よく行うために使用されます。ノイズ除去、輪郭強調、画像をぼかすなど様々な種類があります。フィルタ処理で使用する係数をカーネルと言います。詳しくは画像のフィルタ処理(カーネル)を見てください。
積和演算を使用するフィルタ処理の種類
カーネル係数と入力画素をかけ算・足し算(積和演算)した値が変換後の画素値となります。
この演算を画像の全画素に対して行います。
積和演算を使用するフィルタ処理その１はエッジフィルタです。
エッジフィルタは物体の輪郭抽出などに使用されます。
ノイズを強調してしまう場合があるので注意が必要です。
(関連記事：画像のフィルタ処理(エッジフィルタ))
積和演算を使用するフィルタ処理その2は平均化フィルタです。
平均化フィルタはノイズ除去の目的で使用されます。
全体がぼやけた画像になる場合があるので注意が必要です。
(関連記事：画像のフィルタ処理(平均化フィルタ))
積和演算を使用するフィルタ処理その3はソーベルフィルタです。
ソーベルフィルタはエッジフィルタと平均化フィルタを同時に行うフィルタです。
画像のノイズを低減しつつ輪郭抽出することができます。
(関連記事：画像のフィルタ処理(ソーベルフィルタ))
積和演算を使用しないフィルタ処理の種類
積和演算を使用しないフィルタ処理として、最小値・中央値・最大値フィルタがあります。
カーネル内の最小値または中央値または最大値に変換する処理です。
中央値(メディアンフィルタ)はごま塩のようなノイズを除去するのに有効です。
(関連記事：画像のフィルタ処理(メディアンフィルタ)と(最小値・最大値フィルタ))
まとめ
おっ、きれいにまとめてくれましたね！
はっはい、コピペ・・・ではなくて、フィルタ処理はとても重要とのことで改めてまとめてみました。。
しっかりポイントも押さえていてカンペキだね！さすがムラ太くん！
はい！先生方の指導のおかげです！
画像センシング展2021では安全・予防対策を万全にして開催していますので、是非マクセルブースにもお立ち寄りください！
